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鉄路の彼方へ
鉄路の彼方へ
盛夏の旅路〈１〉前の季節 小暑 大暑の頃 次の季節
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丹那隧道 《平成25年7月上旬》 |
時を重ね苔生す石垣
蔦間に覗く皇紀の数字
東亜の民の汗と血と
巨費を投じた難工事
偉業伝える丹那隧道
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夏空 《平成28年7月上旬》 |
梅雨明けはまだだけれど
気圧配置は夏模様
連日続く猛暑の空に
夏雲探しの散歩道
季節はこれから 一番坊主の御挨拶
季節の一枚 ページ
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うちの畑にて 《平成25年7月中旬》 |
母の生きがい家庭菜園
毎日せっせと通う線路脇
何を作っているのか関心ないけど
ある日かわいいひまわり咲いてた
うちの畑も夏本番です
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蓮根の花一輪 《平成30年7月中旬》 |
高徳線の池谷駅付近一帯
当地は見渡す限りの蓮根畑
この時期だったか記憶は？
初めて見た時は驚いた花托
まるでおもちゃの様な花一輪
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大坂峠 遠望 《平成30年7月中旬》 |
実に七年振りの四国詣で
早い梅雨明けに連日の猛暑
天気予報に不安は皆無
しかしそこに落とし穴
来る日も変わらぬ霞の酷さ
名山の旅 付録ページ 五剣山（八栗山）
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アカテガ二注意 2018 《平成30年7月中旬》 |
今回の旅の楽しみの一つ
田井ノ浜の撮り直し再訪
フィルム時代と変わらぬ画角
お気に入りのこの風景
よく見ると犠牲者ちらほら写ってた 〜
季節の一枚 ページ
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犠牲転じて糧となる 《平成30年7月中旬》 |
〜 地元の人は意外にも
ほとんど関心を示さない
小さな生き物たちの営み
運悪く犠牲になった者たちも
自然界ではしかし糧となる
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夏の間の臨時駅 《平成30年7月中旬》 |
今回は幸運にも臨時駅開設の週末
フラダンスの歓迎にFMラジオ
ニュース撮影の記者さんもちらほら
大変な賑わいに駅員さんも大挙応援
そんな合い間での微笑ましくも長閑な一枚
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牟岐線の天の川 《平成30年7月中旬》 |
目の前に広がる田井ノ浜は
牟岐線随一の絶景区間
余計な人工物や光害も軽微
南海の湿った大気に朝は毎日曇り空も
気温と共にお天気回復 宵は満天の星空！
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遍路道 《平成30年7月中旬》 |
そしてもう一つの楽しみが
鉄路に並走する遍路道
酷暑のこの時期 お遍路さんは極僅か
運任せで出会いに待機
二十三番まで長丁場 此処は朝が狙い目
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遍路道 《平成30年7月中旬》 |
阿波の国から時計回りで四国一周
お遍路さんの旅路も佳境
讃岐の八十五番八栗寺には
文明の利器と言う選択肢もある
どちらにするかは人それぞれ
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同行二人 《平成30年7月中旬》 |
お手軽な“道”を選択すれば
ものの数分で境内佇む“山域”へ
並行する表参道も些細な距離だが
此れで後半は結構難儀な超急登
下り利用にも“同行二人”杖をお勧め
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高度経済成長時代 《平成30年7月中旬》 |
この“お手軽道”で活躍するのは
昭和レトロな可愛い車両
高度経済成長期特有の
何とも魅力的なその風貌
現代人が捨て去って久しい“何か”
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時の流れ 《平成30年7月中旬》 |
今以て一応は鉄道城下町
四国鉄道発祥の地 多度津
この駅のシンボル 給水塔と跨線橋
長年親しまれた後者もつい最近
魅力乏しい“新参者”に取って代わられた
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時の流れ 《平成30年7月中旬》 |
給水塔が活躍していた
蒸気機関車全盛の時代
鉄道員は俗称“釜焚き”
きつい力仕事で男の職場
今では可憐なお嬢さんも
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旅立つ日まで 《平成26年7月下旬》 |
ちょっぴり遅れた梅雨明けの後
夏を取り戻すかのような連日の猛暑
役目を終えた廃駅に
宿った子たちも疲れ気味
たくさん食べて元気に巣立って！
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吉井川に沿って 《平成26年7月下旬》 |
緑あふれる夏の河原
小鷺とともに川面を見つめ
寄り添い走る山陽本線
傾きかけた夏の日差しが
草木も汽車も黄金に染めた
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電気の生まれる町 《平成28年7月中旬》 |
戦後の高度経済成長を支えた
佐久間ダムによる水力発電
そこで生まれる電気は中部地方はもとより
首都圏の飽くなき富への欲望を
今なお潤す心臓と血液だ
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第一大久賀隧道 《平成28年7月下旬》 |
林業と共に歩んだ歴史 〜
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第二大久賀隧道 《平成28年7月下旬》 |
〜 鉄路が去ったあの日から 〜
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田口鉄道廃線跡 《平成28年7月下旬》 |
〜 紆余曲折の数十年 〜
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沈み逝く路 《平成28年7月下旬》 |
〜 また一人故郷を追われ 〜
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鉄路の記憶 《平成28年7月下旬》 |
〜 そしてすべては思い出となる・・・
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東寺 五重塔 《平成26年7月下旬》 |
毎回撮影地にて思うことがある
何故撮りたい場所の上空にだけ雲が湧くのだろう？
まわりは皆青空なのになぁ・・・
そんな疑念は吹き飛ばされた
時間間際の雲の演出
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